9月のとある日に 岩内、寿都、島牧村の流れで車を走らせていた時に そういや 硫黄臭の冷鉱泉が湧き出ている小屋があったなぁと思い出し 10数年ぶりに行ってみる事に…

この小屋は 湯の崎鉱泉（栄浜霊泉）と言います


所在地 北海道島牧郡島牧村栄浜


日本海追分ソーランラインを走らせていると モッタ海岸温泉旅館から寿都側に約1.6km程の場所の道路沿い… 第一栄浜覆道の近くにその小屋は御座います


雑草生い茂る中に見える小屋が 湯の崎鉱泉（栄浜霊泉）となります

以前訪れた時は 横に建物があって ここまで雑草生い茂っていなかったので 随分荒れ果てたなぁと…

建物に近づくと地面は小屋から滲み出ている水で泥泥となっております

靴の被害を最小限度に留め向かいます…

中に入ると小屋の中にも雑草が茂っており 鉱泉か雨水かは判りませんが 床は浸水しておりますが木の板が掛けられており唯一のセーフティーゾーン

小さい湯壺には青白く濁った泉 冷鉱泉が泡を立てながら湧き出ており 泉質は単純酸性泉（酸性低張性冷鉱泉）となります

硫黄の香りが漂います

上にはお供物が置かれておりました

湯壺の硫黄泉は虫がぷかぷかと浮いており ちょっと触るのも躊躇われましたが 虫が入らないように手で掬うと バリ硫黄の香りがして 泉温も20℃あるかないかの冷たい泉でした

ネットで調べると この湯壺に入った勇者も居るとか何とか… ちょっと狂ってますね

虫がぷかぷか浮いてて 清潔感の微塵も感じないので 硫黄泉を手に受け香るだけで 湯の先鉱泉からは立ち去るとします


道内… 道南だけでも色々と 野湯があるので ちょっとドライブがてらに立ち寄って 探してみるのも悪くないかなって


流石にここの小屋の中は very hard過ぎました笑


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